高麗人参 由来

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高麗人参の由来とは

高麗人参は、野菜のニンジンとは全く別種のもので、植物学的には野菜のニンジンがセリ科に属します。
高麗人参は、ウコギ科に属します。

 

別名:オタネニンジン
学名:panax ginseng

 

根を薬用にする多年草で、もともと、北緯30?48度の地域、中国の東北地方とくに北朝鮮との国境を形成している長白山脈の北側、吉林省一帯及び朝鮮半島、ロシア沿海州、カナダ、アメリカ北部に自生していたものです。

 

古くから、霊薬としてもてはやされたため、いまでは、野生のものは激減してしまい、消費のほとんどを栽培ものに頼っています。
根は白色で太く、枝分かれしており、最も成長すると、茎の高さは大体60cmぐらいになります。

 

毎年7月頃、南天に似た真っ赤な実をつけますが、栽培ものは、この実を採って畑に植え付けるわけです。

 

高麗人参は、品種の別がないのも特徴です。
現実には、朝鮮半島産、中国産、ロシア産、アメリカ産、日本産と作られる場所や土地がらによって、その形は、全く別種のように見えるのですが、それは、土質や栽培管理の違いからくるものらしく、同じ環境さえ与えれば、理論上は同じものが作れるということになっています。

 

人工栽培のものは、畑においておくのはだいたい6年ぐらいまでが限度です。
つまり6年制のもので、その西部は最高度になり、それ以上経つとだんだん土中の雑菌にやられて役に立たなくなります。

 

野生のものには、30年生ぐらいのものがありますが、何百万円という値段がついていてマニアの間で取引されています。

 

にんじんの名前は、もともとこのウコギ科の高麗人参についていたものです。

 

ところが中国の元の時代に、ヨーロッパからセリ科の人蔘が渡来し、(中国では最初、「コラフク」と読んでいました)やがて、その形が、ウコギ科の高麗人参に似ているので、セリ科の方もニンジンと呼ぶようになったと言われています。

 

高麗人参のほうが、「ニンジン」という名前では、本家にあたります。

 

金氏高麗人参